私が1人になると考えているのは
死にたいということくらいだ
歩くようになって毎日渡る歩道橋がある
夜な夜なそこを通ると、ここから落ちて
あわよくば車に跳ねられたら良いのにとよく思う
私は小さい頃、車に跳ねられたことがある
ぶつかった時の記憶はない
目が覚めたら救急車で、全身の感覚がなかった
病室で目覚めて、やっと状況が分かった
そのくらい、瞬間というものは文字通りあっという間なのだ
それより案ずるべきは
引っ掻く癖が出始めていること
力任せに爪を立てて、
血が出てやっとやり過ぎなことに気付く
血が出て、少し涙を浮かべてしまった
痛かったからではなく、また同じことを繰り返そうとしているからだ
誰かがこの血を見てくれたら良いのに
遅過ぎたSOSサインに気付いてくれたら良いのに
そういえば、パワハラで自殺をしたら遺族に賠償金が支払われるとか
それが私が唯一、誰かのためになる方法なのかもしれない
私は自分が思っているより、状態がすぐれないのかもしれない
平気で自分を傷付けたり、もしかしたら他人にも害を及ぼせるのかもしれない
今日も薬飲まなきゃ
今日も薬飲まなきゃ
今日も薬飲まなきゃ
お酒で飲み流したらどうなんだろう
朝が来ない方法があったら、今すぐにでも試したいかもしれない